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癌ってどんなもの?その原因と発生メカニズムについて

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がん検診

 

癌ってどんなもの?その原因と発生メカニズムについて

 
 

この記事を読むための時間:15分

 

がんは、人体の設計図とも言われるDNAの中で、実際に機能する部位である遺伝子が突然変異を起こすことが引き金と考えられています。これによって人の体を構成する細胞の増殖を制御できなくなると、周辺の組織に浸潤し、さらには体中に転移することで致命的な障害を引き起こすとされているのです。日本人の全死亡者数の約3割を占め、その死因として一番多いがんについて、その原因や発生メカニズムを詳しく紹介するのでチェックしてみてください。

 

生命の維持に不可欠な遺伝子ががんにかかわる

 

人体は、受精卵という1つの細胞から始まります。これが分裂を繰り返し、体を支える数々の組織を構成したり、様々な機能を持つ臓器に分化していくことで、一個の生命体として調和を保つことができます。これらの細胞一つ一つに、分裂や分化、増殖にかかわる遺伝子が共通で存在しており、ヒトの成長や生命の維持に欠かせない情報が詰まっているのです。この遺伝子が、正常な細胞においては、身体や周辺の環境変化に応じて増殖を制御しており、さらにはその脱落にもかかわっています。例えば、胎児の成長段階において、指の間に水かきのようなものができる時期がありますが、これはしばらくすると脱落します。他にも、新陳代謝の一環として、皮膚や腸管では古い表面の細胞から脱落していき、少しずつ新しい細胞と入れ替わっていきます。こういった細胞の増殖や分化、新陳代謝の仕組みは、遺伝子に突然変異が起きてしまうとうまく調整できなくなることがあります。結果として、異常な細胞が脱落することなく増殖し続ける事態に陥ってしまうと考えられているのです。

 
遺伝子
 

体内では毎日のようにがん細胞が作られている

 

60兆個もの細胞から成る人体は、日々の新陳代謝によって、複製された新たな細胞と定期的に交換されていきます。皮膚ではこの入れ替わりによって垢がでたり、頭皮ではふけとなるだけでなく、あらゆる細胞についてコピーされた細胞との入れ替わりが起こります。毎日、至るところで細胞は寿命を迎え入れ替わっており、そのサイクルはだいたい90~120日ほどとされています。しかし、人体も完璧ではないので、複製の際にミスコピーが起こる場合があり、この失敗作の一部が、がん細胞の始まりとされています。この複写ミスは、稀なことという訳ではなく、毎日のように私たちの体内で生まれています。日々1000~2000個もの、がんの素となる細胞ができていると考えられているのです。とても多いと思うかもしれませんが、全身60兆個の細胞に対して、わずか600億分の1~300億分の1の精度と考えると、ヒトの体も結構頑張っているのではないでしょうか。

 
カウンセリング
 

消されずに残った複製ミスの細胞ががんになる

 
毎日のようにがん細胞が作られている私たちの体ですが、実際に発症するのは65歳以下では全体の約10%、74歳以下では20%程度です。多くの人ががんにならずに済んでいるのは、白血球の一種であるリンパ球が、シュレッダーのようにうまくコピーできなかった細胞を処分しているからです。健康な人であれば、このリンパ球によって、毎日できる1000個とも2000個ともいわれる複製ミスした細胞全てを、残らずきれいに消し去ってしまいます。しかし、一つでもこの制御不能のミスコピーが残ってしまうと、周囲の状況に関係なく倍々に分裂し増殖していきます。実際に、レントゲンやCT、内視鏡検査といった画像検査で発見できるようになると、直径は1cm、重さ1gほどに成長し、細胞数は10億個にまで増えており、そこで初めてがんと診断されることになります。
 
 
免疫
 

複製ミスが残る理由

 

では、うまく複製されなかった細胞が残ってしまう原因は何にあるのでしょうか。これは、ミスコピーの数が多すぎることと、できたミスコピーを消すシュレッダーの性能の低下という、2つに大別できます。発がん性があるとされる、放射線被曝や紫外線、たばこやストレスなどは、1つ目のミスコピーをたくさん作りすぎてしまう要因と考えられています。これらが原因で発生した活性酸素は、がん遺伝子を傷つけてがん細胞の増殖を促したり、逆にがんを作らせない機能があるがん抑制遺伝子を傷つけると、増殖へのブレーキが利かなくなってしまいます。よって、人体が発がん性物質などにさらされる機会が多くなるほど、通常では処理しきれない量の複製ミスを抱えてしまうことになります。2つ目の、シュレッダーの性能が落ちることは、免疫力の低下を意味しています。免疫細胞には、がん化した細胞に自殺するよう指令を送ったり、異物として自らの内に取り込んで処理する機能があります。しかし、AIDSなどの免疫疾患やある種の薬物で免疫力が低下すると、通常では問題なくできていたミスコピーの処理が追い付かなくなることがあるのです。

 

がんの発生部位による違い

 

人体は、独自の機能を持つ臓器細胞と、それを支える組織から構成されています。これに対してがんは、基本的にこれら全ての臓器、及び組織で発生するものと考えられており、できる部位によって、大きく3種類に分類できます。その1つが血液や骨髄といった造血器でできるがんで、白血病や悪性リンパ腫、骨髄腫などが代表的です。これ以外のがんは、塊となって大きくなることから固形腫瘍と呼ばれ、上皮細胞にできるものと、そうではないものに分けられます。様々な臓器や粘膜などで、物質の分泌や吸収といった機能を司る上皮細胞にできるものは、癌(cancer)や癌腫(carcinoma)と呼ばれます。代表的なものとしては、肺がんや乳がん、消化器で起こる胃がんや大腸がん、女性特有の子宮がんや卵巣がん、喉頭がん・咽頭がん・舌がんといった頭頸部のがんが挙げられます。上皮細胞で構成された組織を支える、非上皮性の間質細胞から成る組織にできるがんは、肉腫(sarcoma)と呼ばれます。この代表例は、骨や軟骨にできる骨肉腫・軟骨肉腫・線維肉腫、筋肉にできる横紋筋肉腫や平滑筋肉腫の他にも、脂肪肉腫や血管肉腫などがあります。このように、がんは発生した組織によってその呼び名が変わり、治療方針にも影響を与えます。

 

がんの転移の仕組み

 

転移(metastasis)とは、がんができた場所から離れた、異なる部位にがん細胞が移動し、そこで同じ種類のがんが増殖する二次がんのことを指します。もともとの病変部位と同種のがんなので、胃がんが食道に転移した場合、食道の細胞ががん化する訳ではなく、悪性の胃の上皮細胞で構成された腫瘍ができます。転移はがんの原発巣からどれくらい離れているかで3種類に分類されます。局所転移(local metastasis)は元の場所の近くに転移するもので、領域転移(regional metastasis)は局所リンパ節まで距離が伸び、遠隔転移(remote metastasis)は原発巣から遠く離れた部位へと転移した状態です。

 

転移の経路についても、その過程によって3種類に分かれます。がん細胞がリンパの流れに乗って移動するものをリンパ行性転移と呼び、口腔癌では顎下リンパ節へ、乳癌では腋下リンパ節へと転移すると考えられています。血液を介して移動するものは血行性転移と呼ばれます。動脈の血管壁は比較的厚いので転移は稀ですが、血管壁の薄い細静脈や毛細血管では、がん細胞の侵入・転移が起こりやすい傾向にあります。特に、大量の血液が流れ込む肺や肝臓といった部位では注意が必要です。播種(dissemination)は、がんが病変と腹腔や胸腔などの体腔とを隔てる漿膜を突き破ってつながることが原因と考えられています。腫瘍から剥がれたがん細胞が、体腔を介して他の漿膜面に転移するもので、多くはがん性の腹膜炎や胸膜炎を発症します。以上のようながんの転移は、早期の段階でも起こる恐れがあるので注意が必要です。

 

まとめ

 
以上のことから、がんは発見が遅れるほど規模が大きくなったり、転移によってその治療が困難になっていきます。あらかじめその原因や発生メカニズムを、簡単にでも構わないので把握しておくことで、早期発見や治療がいかに重要か意識することが大切です。気になることがあれば自身だけで判断せず、必ず専門の医療機関などに相談するようにしてください。また、できることなら予防するのが一番です。自身の健康を意識して、日常生活や食習慣の改善にあたるようにしてください。

 


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